MORE MUSIC 編集日記 |3月4日(月),原稿。。。
FC2ブログ

Entries

3月4日(月),原稿。。。



。。。愛媛新聞さんへ原稿を送ったところ、長さがいつもの倍との連絡をいただき、原稿を大幅に縮小して、送信し直したが、せっかくの長い原稿があるので、こちらに写させていただく。。。
600文字を1200文字と勘違いしていた。



◎ドアーズ / ソフト・パレード 
  1969年発売 (ワーナーミュージック・ジャパン)


 僕が音楽にハマったきっかけは、中学生時代の地元秋田ABS放送の電話リクエスト番組だった。とても人気があり、簡単には電話が繋がらなかったし、繋がっても必ずリクエスト曲がかかることもなかった。当時は洋楽と邦楽の区別もなく、僕はもっぱら電リクを教えてくれた友人に聞いてビートルズやストーンズの曲をリクエストし、稀にそれらの曲がかかると、狂喜乱舞したものだった。
 そして、少しずつ洋楽にのめり込み、地元にあったレコード屋に通うようになった。当時はレコードはほとんど買えず、ただ通うだけだった。初めの頃は、おばあさんが僕が店にいる間奥の部屋から店に降りてこられて店番をされていたが、全く買わないし悪いこともしないように思われたのか、やがて、僕が店内に入っても奥の部屋からちらりと見られるだけで、部屋に戻られるようになった。
 そんな時に一度だけおばあさんではなく高校生ぐらいのお兄さんが出てこられたことがあって、このお兄さんも僕のことを聞かれていたのか、すぐ奥に引っこまれた。その日一人きりでレコード屋の店内を見渡しながら、もし自分が将来レコード屋をやれたら、あのお兄さんのようにレコードに囲まれた生活が出来ると思い、レコード屋開店を自分の夢/自分の目標に決めたのだった。
 今日紹介するのは、ドアーズの「ソフト・パレード」。秋田のそのレコード屋に出入りしていた時代の印象に残っている一枚で、1969年発売の彼らの4作目だ。このアルバムからシングルヒットした「タッチー・ミー」や「テル・オール・ザ・ピープル」が好きで、リクエストしていた。その印象に残っていた訳というのはそのジャケットにもある。当時は日本ビクターが発売元で、当時のビクター盤の一部は、初回盤にのみジャケットの外袋というかLPジャケットの上に『WORLD NEW ROCK SERIES』を切り抜いたベージュ色の外装袋が付いていた。それが目立っていたというか、逆にジャケットが良く見えなくて残念だった記憶があるのだ。
 このアルバムを実際に聴いたのはその数年後になったが、上記2曲とともに、ブルース・ナンバー「ワイルド・チャイルド」やドアーズでは珍しい美しいバラード「ウィッシフル・シンフル」にも惹かれたものだった。
 ドアーズはファースト・アルバムが評価が高く圧倒的に存在感があるが、この「ソフト・パレード」は秋田のレコード屋の思い出とともに大好きなアルバムである。



◎「永遠のナット・キング・コール」 / ナット・キング・コール 
   2013年発売〜2枚組CD (ユニヴァーサル)     


 秋田高専に入学して、奨学金をいただいたり、家庭教師のアルバイトを始めて、シングル盤を中心に少しずつレコードを買えるようになった。やがて深夜放送が始まり、毎晩のように東京や大阪の放送局に周波数を合わせて聴いていた。そんな中、カメちゃんこと亀渕昭信さんの「オールナイトニッポン」が始まった。毎週2万通ものハガキが届いたという人気番組で、多くの若者の憧れの存在だった。僕も亀渕さんの軽妙なおしゃべりとクールな選曲に夢中になり、一生懸命リクエストカードを送ったものだった。
 その亀渕さんだけが曲と曲の繋ぎなどに使われていたジングルがあり、それが“More music ~♪” という短いものだったが、ある深夜、何かが閃き、僕はそれを自分のレコード屋の屋号にするぞと決めたのだった。
 亀渕さんが今も続けておられるラジオ番組「お宝ポップス」(南海放送土曜日19時〜)に出演させていただいた際、店名の由来をお話して以来交流させていただくようになった。それ自体信じられないことだが、昨年末には何と当店内でディスクジョッキーをしてくださった。「こんにちは、今日は松山市大手町のモアミュージックから。。。」と1時間余りもクリスマスソングをかけてお話ししてくださり、集まったお客様とともに感動のひとときを過ごさせていただいた。
 実は、わがモアミュージックは本日3月18日に開店36周年を迎えさせていただいた。二回にわたって当店開店秘話? をお伝えしたが、これからも末長くお付き合い願います。
 さて、今週は50~60年代のポップスにもとてもお詳しい亀渕さんにちなんで、ナット・キング・コールを選んだ。オールド・ファンの方はもちろん、ミドルエイジの皆さんは娘さんのナタリー・コールとのデュエット曲「アンフォゲッタブル」でも馴染みの方も多いだろう。
 秋田での中学生時代に、同居していた叔父がステレオを購入して、その時に買っていたポピュラー音楽全集的なセットものの一枚がナット・キング・コールのベスト盤だった。勝手にナット・キング・コールなので「キングと呼ばないでくれ」と思っていたこともあるくらい無知な子供だったが、彼の上品な歌声にたちまち魅了されて、毎日のように聴いた。中でも「トゥー・ヤング」、「プリテンド」、「モナリザ」、「ルート66」などは一緒に歌っていた。
 当時と同じものではないが、今日は彼の2枚組のベストCD「永遠のナット・キング・コール」を選んだ。マイケル・ジャクソン初め数多くのカバーがあり、あのチャップリンが作曲して、ナット・キング・コールのために詩が書かれたある意味オリジナルの「スマイル」、代表曲「L-O-V-E」の日本語バージョンなど全36曲が収録されている。




スポンサーサイト



0件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://moremusicokubo.blog98.fc2.com/tb.php/6652-9eae97e4
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Extra

プロフィール

moreμookubo

Author:moreμookubo
Boy meets girl.
Everything starts from here.

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる